WriteMonkey で日本語を使う話
Mery の Zen モードなるのが面白いなと思っていたが、前見つけていた WriteMonkey を日本語で使う話。タイプ音を変えたり、周りの音を消す雨の音とかを出せたりと中々面白いのだけど、アレはそのまま使うと、日本語の変換が失敗する。相当ゆっくりタイプした場合にのみ変換できるという妙な癖があった。色々試したら日本語でも普通に使えるのに気づいたので書いておく。
で、どうしてかなと思って設定を色々いじってみた。ネットの記事では
- "Replacements"タブで"Enable"のチェックを外す.
- "Misc"タブで,右下(Other)の"Elable markup syntax highlighting"と"Hide mouse pointer when writing"の2ヶ所のチェックを外す.
というのが見つかるのだけど変換の挙動の一部は改善するものの完全によくはならなかった。
見つけたコレも、既にバージョンが古いようで今のバージョンではバグってちょっと面倒だったので試さないほうが良い。
色々設定を試した結果
設定の所にある。Misc はほとんど変換の問題とは関係なさそう。代わりに色々設定を見てみて変換の挙動に関係がありそうだなと思った設定は
1.「Replacements」
これが Enable だとスペースバーでの変換がおかしくなる。だから日本語を書く場合はコレを着るのはほぼ絶対。
2.「Info bar」
コレを消してると日本語変換に違和感がすくない。「hide when typing show after」のチェックをはずすだけでも結構改善しそう。このバーが表示されたり隠れたりするタイミングで勝手に変換が確定してしまう問題があるので。この機能をどうしても使いたい場合は、せめて隠れるまでの時間をデフォルトの3秒から6秒くらいには伸ばしたほうがまだまし。
もちろんより安定するには info bar 自体の Enable の所のチェックを外したほうがより安定する。
3.「Show White Space」
同様に変換が途中で確定してしまうので、Screen Elements にある Show eihte space のチェックも外しておかないと途中で勝手に変換が確定してしまう。
4.「Lookups」
あとは lookups も英語のサイトばかりなので日本語で使うなら減らして設定し直す方が良い気がした。
多分や infobar や show white space は一定時間ごとに画面を更新する動作をしていて、その時にIMEの変換を途中で妨げる何かの動作があるんじゃないかという気がした。ただ、全体としてはちょっとチェックを外せば普通に日本語でも使える。
Lookups を日本語のサイトにする
例えばデフォルトでは英語の Wikipedia に飛ぶ所 lookups を Edit ボタン押してで "URL with placeholder ”をの所を
https://ja.wikipedia.org/wiki/[lookup]
に変更すれば日本語の Wikipedia に飛ぶようになる。日本語の辞書なども同じようにURLを変えていけば良いはず。例えばコトバンクへの登録なら
https://kotobank.jp/word/[lookup]
のようにすればいい。
最後に Mery という日本語向きのエディタも縦書きとかできて面白いので、なかなかいい。他の類似の WriteMonkey 的な機能とかもついてたら良いなとは思うが、頻繁に更新しているようなので待っていればそのうち実装されたりするかもしれない。
www.haijin-boys.comMery は作者のページからダウンロードした最新ベータ版だと面白い Zen モードという縦書き表示などができる。
github.com新しいバージョンも開発中らしいがこちらは試していないので知らない。