eClipとesPstと動的補完と静的補完

 まあ、実に同でも良い話なんだけど、最近思ったのはeClipはクリップボード拡張なのに何故か補完に非常に良く似ているということ。CLCLよりずっとesPstの方に近い。勿論、それはインクリメンタルに検索してくれるので、起きる違いなんだから当たり前だけど。esPstなんかとも出発点は違うはずなのに、何故かかなり類似している。それで、少し気づいたことがあって、コピーしたものを貼り付けると予め用意したものをインクリメンタルに検索して貼り付けるというのは、本質的には些細な違いなんだなぁと。コピーした場合それは貼り付けるものを動的に用意しているだけで、簡単に文字を登録できる定型文貼り付けみたいなものだ。では、何が違うと感じているか。それは多分貼り付けるときのリストの順番じゃないかと。一方は予め決められた順番のリストからさがして入力するのに対し。一方は時系列で詰め込まれた順番から探していく。しかし、インクリメンタルで検索すると、順序何て殆ど関係なくなるので、ほぼ同質の感じに成るのじゃないだろうか。
 そこでチョット思ったのは、時系列で探すか、決まった順序から探すというのを切りかえれるようにするとか、逆にFenrirのように使用頻度で並ばせるとか。単に並びの違いで、色々変わってしまうような。使用頻度で並ばせた場合、ほぼクリップボードの履歴機能としては違うものになってしまうが、どの道インクリメンタルで探してしまうのだから、大差がないというか。そうすると、良く使うものは流れていかないとかそんな風になるんじゃないかと推測。超整理法風。逆に、履歴のように流れて言ってしまわないようにする場合も使用頻度は低いが必ず使う定型文とかの場合には役に立ちそうなので、どちらがいいとかは云いにくいけど。
 何でこんなこと書いているかと言うと、eClipはCLCLなんかと違ってキルリングより、遥かに静的補完に似ていたから。打ってから補完するか売ってある文字を見て補完するかの違いはあるけど、順番が違うだけで、やることが同じだから。ふと思った。まあ、こんなのは世間では当たり前の話なのかも知れないけど、自分が違うと思っていた物が本当は些細な違いしかないって言うのは興味深く思った。