いい加減な選別眼

 最近ちょっと思ってるのに普通の人には専門外の事に関して、まともな選別はできないのではないかということ。年を取る程に自分の能力の向上が止まり、経験を重視するので(まあ、逆に言うと経験しか頼れないんだけど)この傾向が強くなる。同じことが出来ても見せ方とか、何となくの部分で選ばれてる。「人は見た目が9割」とかいう本が少し前に流行ってたけど、あれは強ち嘘でもないなぁと最近妙に実感する。たいした事してなくても相手がいい感じを受ければ上手くいくし、凄い頑張ってもイメージが悪いだけで全部ダメ。
 で、何を思ったかって言うと普通逆じゃないかと。見た目が9割じゃなくて、実際大事なのは1割の方なので、利用する方からしたら1割が他と比較して2割くらいに見えるちょっと優れてる物ってのは本質的には倍くらい性能が違うってこと。使う方からすれば、そういう部分を冷静に判別すれば凄い割安に、凄いことしてもらえる。選ぶ方からすれば見た目以外の1割が本当は大事なんだけど、実際はそれが判別できる人は平均レベルの人ではないのかもしれない。だから、実際は1割を重視してくれた人は大事にして、9割で何となく済んだ人は適当でいいと思う。この時自分が相手を評価する時に9割で決めていたら仕方がないが、その辺はスルー。まあ、見た目とか足なんて飾りなんです。偉い人にはそれがわからんのです


この本どうやら内容は科学的にはインチキくさいのだけれどもと言う前提つきでの話し。なので本はそんなにオススメしない。w
文化・「人は見た目が9割」というウソ。見た目の部分で本の中で権威を取り出してきてそれを皆が喜んで読んでいると言うまさに本書の内容を自分で体現したかのような本だって言う意味では興味深い。
http://www.news.janjan.jp/culture/0611/0611054147/1.php