検索エンジンを追加する

firefox検索エンジンの追加で検索すると、こういうヘルプがトップに来てしまうので、本当に知りたいほうのメモ。

まず少し前はだいたいxmlファイルをいじれば何の問題もなく直ぐに変えれた

Windows
    %APPDATA%\Mozilla\Firefox\Profiles\xxxxxxxx.default\searchplugins\
Mac OS X
    ~/Library/Application Support/Firefox/Profiles/xxxxxxxx.default/searchplugins/
Linux
    ~/.mozilla/firefox/xxxxxxxx.default/searchplugins/

前はこういう場所のxmlファイルを適当にエディタで書き換えるだけで簡単に変更できたのだけど、その後検索エンジンをインストールできるようになったり、設定場所が隠されたりとなんか色々複雑に。多分デフォルトの検索エンジンに設定する事でお金がfirefoxに行く仕組みなので簡単に変えれなくしているのだろうけど、表向きの理由はセキュリティとかそういうような話になっている。


■調べたら面倒だったのでURLの所から検索できる奴を利用する事に
で、非常に面倒だったのでロケーションバーでサーチする奴なら手軽に編集できるのでそっちをメモしておくことに。
Firefoxの場合、検索バーでなくロケーションバーに文字を撃ち込んでも検索できるのでそれを利用する方が今の仕様だと自分で検索をちょっといじって使う程度の場合には100倍便利な気がした。

・やり方
ブックマークの中にあるクイックサーチに適当にお気に入りを作って編集するといい感じになる。新しくお気に入りを作りたい時は"新しいブックマークを追加"。元々ある奴を少しいじるだけいい人は右クリックから"コピー"して右クリックから"貼付"でも出来る。編集する場合はお気に入りを右クリックして"プロパティ"で編集できる。編集する項目は

名前(N):
URL(L):
タグ(T):
キーワード(K):
説明(D):

とあるが、名前は適当に決めて、URLは検索したいサイトのURLに設定するだけ。便利に使うにはキーワードは設定しておいたほうがいい。キーワードを設定すると便利というのは、例えば

名前(N):Google
URL(L):http://www.google.co.jp/search?q=%s
タグ(T):
キーワード(K):google
説明(D):

とすると、ロケーションバーで"google aiueo"と打ち込んでEnterでgoogleから検索できる。URLの所は"%s"が検索した"aiueo"という単語に置き換わってくれる。

・折角なので少し実用的な例で英語版のGoogleから検索するクイックサーチ
こちらを参考してGoogleの英語版のurlを設定。

名前(N):Google.com
URL(L):https://www.google.com/search?gl=us&hl=en&gws_rd=cr&q=%s
タグ(T):
キーワード(K):ge
説明(D):"ge <検索キーワード>" とロケーションバーに入力すると Google 英語版で検索できます。

参考にしたページに書かれているURLはそのままだと検索結果ではなく検索ボックスのあるページに行ってしまうので、直接検索結果を出したいからwebhpをSearchに変更して使う。これで英語版のGoogleから検索できる。これのいいところは日本語版のGoogleと全然検索順位が違うので、英語ページの調べ物をしたいときとかはかえってこっちの方が便利という事が結構ある。あとGoogle自体の機能が少し違うので例えば。"timer 10 minutes"とか検索するとGoogle英語版のみの機能でタイマーが動く。日本語版だとこれは機能しない。

・折角なのでタイマーを直接ロケーションバーからカウントするように
折角なので上で書いたGoogleのタイマーの話を少し応用した例

名前(N):Google Timer
URL(L):https://www.google.com/search?gl=us&hl=en&gws_rd=cr&q=timer %s minutes
タグ(T):
キーワード(K):t
説明(D):"t <検索キーワード>" とロケーションバーに入力すると Google 英語版で検索できます。

Googleのタイマーを直接ロケーションバーから呼び出す。ロケーションバーから検索する時は"t 10"みたいに検索すると10分のタイマーになる"t 60"とすれば1時間のタイマーになる。

・具体的な使い方とかの話
Firefoxの場合はデフォルトの設定だとAlt+D*1、Ctrl+L*2がロケーションバーにフォーカスできるので、ショートカットから打つと楽な気がする。検索バーでもページ内検索でも同じだけど検索する為に基本的に文字を打つ必要がある場合は結局手をマウスからキーボードに移動させるので、そういう動きの時はキーボードショートカットが速くて楽。問題なのは結局マウスとキーボードの持ち替えなので、どうせキーを打つ時はショートカットが効く。
Ctrl+Tもいい。Firefoxだと新しいタブがデフォルトのキー設定でCtrl+Tなので。C-tした時に出る新しいタブが良く開くタブとかにしたりとデフォルトで色々設定できるので利便性が高く、新規でタブを開きたい時とページをそのまま同じタブで変えたい時の混同がなくて間違いがない。特に何か書いてて途中で検索してページが切り替わってしまって書いていた文字が消えたりするとイライラするので打ち間違い防止も出来ていい。

・本当は検索バーを設定できる方がいいという話
 本当は検索バーをもっと簡単に変えれる方がいいとは思う。理由としては検索バーはインストールする仕組みなどが合って、設定が面倒な人も誰かが設定したのをボタン一つで入れれて便利だったりするので。あと、右クリックで検索した時やマウスで検索操作をした時に検索バーの設定が反映されたりと、検索バーの検索の設定の方が汎用性が高いので検索バーの設定に何個もあると楽。というか古いFirefoxの検索バーはそういう風に簡単に切りかえれる仕様だった。だからマウスで選択しておいてマウスジェスチャーで適当な動作をするとその選択した単語で違う複数の検索を選んだりとかが検索ボックスと連動してたりと割とキーボードを使わない方向性のカスタマイズとかも楽だったりした。
 最近のFirefoxはWE化で拡張が対応できず、ありとあらゆる事ができなくなってしまっている。拡張の問題というよりAPIがセキュリティ重視という名目で拡張の仕様を変えてしまい、chromeのウェブアプリみたいになっている。何となく想像するにアプリ化したい理由はアップルがやったアプリストアとかみたいにすれば有料の課金構造を作り出せるので凄く収益が上がるからアレをやりたいんだと思う。ユーザーとして言わせて貰えばアップルのやりかたは少し問題がある。あのやり方で利益を上げさせてしまうのはアップル以外の他社にもあのやり方でやればいいんだという間違ったメッセージを送る気がする。最近ではアップルのiOSに比べるとMSのWindowsがなんてすばらしく良心的なんだろうと思えるくらいで、正直最近他の企業のやり方が酷すぎて一時期は悪名を欲しいままにしたMSが今となっては結構優しい会社なんじゃないかという風に見える。これはもう少し消費者側が考えないと駄目な所。

*1:これは左手だけで打てるのでマウス持ってるときはこっちのがいい

*2:locationのLで覚えやすい