結局基本性能

 AtomだとかSublimeTextだとかいっても結局最後に重要なのは基本性能。ぶっちゃけ色が変わってうれしいとかはどれも程度の差はあれみんなできるわけで、最後の所は立ち上がる起動速度とかファイルを開く速度とか置換する速度とかがイライラしないかが凄い大事だと思う。そういう意味じゃemacsは機能に対して十分すぎるほど洗練されている。昔は遅いといわれてたらしいけど今時のエディタなんてそれをいったらクソ重いことになってしまう。emacsはもはや十分すぎるほど軽く、十分すぎるほど速い。そしてイライラするほどの致命的な速度の問題はない。でもxyzzyの方がもっと早い。時にWindows上でファイルを開いたり閉じたりするのは本当にxyzzy早い。

でもこういうのは一度してしまうと移行するのが面倒なので、はじめっからviかemacsに専念するべきだと思う。特にemacsばかり使うのが結局楽だと思う。viに行くとキーバインドで余程使い込まないと体得できないのでそのへんはemacsの方が指が楽。アタマの方はlisp覚えるのでややviより苦しいがタイプで分けたほうがいいと思う。でも学生とかなら悪い事はいわないからそのどちらかで慣れておけば何かと都合がいいと思う。windows以外のにも慣れれるし一度体得するとwindows上でも絶対使いたくなる。しかも長い目でみたら学習コストも安い。他の奴は乗り換えるたびに覚えるハメになるし設定を何度も繰り返すのは意味がない。かといって設定ができもしないカスタマイズもないような奴じゃ使いやすくないというジレンマ。だから継続性があってカスタマイズはできるっていうと必然的にvimemacsしかない。特に学生なら余計なのやるくらいなら徹底してemacsかviにした方がいい。時間の関係もあって後からじゃこの二つはほぼほぼ体得できない。悪い事いわないから本当にemacsかviにした方がいい。

追記:ただしviの場合は別の問題点もあって、viのキーバインドになれるとむしろvi以外が使いにくくなる。emacsもやや似たような傾向はあるが、viほど酷い症状はない。あとIDE使うからっていう人もいるけどIDEも大体有名なやつはEmacsやviのキー配置にできたりするので、その類の方面では実はそれほど困らない。

基本性能以外で重要だとしたら既にかいた継続性と拡張性能とか。Emacsなんかは拡張性だけで生き延びている気がする。特殊な環境でしか存在しない奴もだめ。そういう意味じゃメモ帳くらいの一般性があるのが最も望ましいと思うけど、流石にメモ帳は機能がなさ杉。短期的に見た場合と違って継続的に見た場合、数年したら開発が止まって凄い不便みたいな流れもある。拡張機能がないのも直ぐに陳腐かしてまた別の新しい環境を設定してみたいな流れになって結局時間を取りまくる。昔はやったあのエディタ。あのIDE。でも結局今から見て残ってるのはemacsやvi。変な環境の学習に時間かけるならむしろ言語を覚えた方がマシだけど、直ぐに廃れる流行のプログラミング言語とかVBとかみたいな前例もあるから言語としてみてもlispはそんな悪くないんだよね。