カスタマイズ性能と学習コスト

あと

Emacs」と「Squeak」(Pharo)に共通するのは、際限のない拡張性と自由度です。単なるコードエディタというより、もはや仮想OSのようなフリーダムさを持っています。
それらの生みの親であるストールマンアラン・ケイが掲げる理想は立派ですし、今なお古びない設計思想の美しさは魅力的です。
しかしそのかわり、使いやすさが犠牲になっています。とくに初心者が迷子になりやすい、複雑さや難解さや不親切さを持っています。
カスタマイズするための(EmacsLispSmalltalkの言語からして難しいです。少なくとも、VSCode(カスタマイズ用)のTypeScriptやAtomCoffeeScriptよりは難しいでしょう。
そもそも、冒頭のWebアプリの話から言えば、言語にJavaScriptRubyなどのLLを選ぶ時点で、エディタもライトなものの方が合っています。

https://qiita.com/lldev2/items/46d55f71bdc1af2e3b10

こういうのも全然理解できない。てかlispってどっちかっていうとライトだと思うんだよ。Cとかだと変数とかが凄い硬いけどlispって適当に1行書いて動かせる辞典でめちゃめちゃライトだと思う。しかもエディタ上で動作が一瞬で確認できるし、言語的にもこの適当さはむしろjavascriptに似てるくらいじゃないかと。自分はjavascriptは結構いいんじゃないだろうかとか思った理由は、むしろlispになんかにてるとなと思ったからいいなと昔思ったくらいで。けどエディタにlisp代わりでjavascriptでやれっていわれたら結構戸惑う。だってJavscriptってHTML前提のなら割と直ぐで切るけど、タグが書いてない文字列の操作って実際ほぼやった事ないわ。私は個人的にxyzzyつかって正直ワンライナー的なことをlispでやってる。てかLispで高尚な事とかもできるらしいけどぶっちゃけ今だに文字列操作しかほぼした事ない。Emacsとかもそうだけどエディタのマークとかキャレットの位置を使ってここからここまでとか範囲指定できるのがずるすぎると思うんだよ言語的に超絶楽チンじゃん。しかもスクラッチとかでエディタで書いてそのままエディタ開いた状態でそこに結果を直ぐ反映させられるからへんなスクリプトより簡単だし見てるファイルに直接つかって失敗したらそのままC-zでUndoできちゃう。何コレ失敗がありえないみたいな超簡単。それも別にそんな巨大ファイルじゃなきゃ重かろうがなんだろうがそれで書きゃ動くし凄いライトだと思うんだ。


なんかEmacsEmacsen使ってないユーザーには勘違いされて凄い重厚そうなものと思われてるみたいだけど、実際そんな重厚そうなのは一部のスパーハカーだけで、普通の人はもっとふわっとした感じで使ってると思うんだよ。てか楽だから使ってる以外何者でもないし。Emacsバインド自体が汎用性が高くてはっきりいってviより学習コストも低いでしょ。shellとか使ってたって何使ってもだいたいEmacsキーバインド通るからね。つまりOSがunixだろうがlinuxだろうがmacだろうがみんな大体Emacsキーバインドが通るってわけでWindows以外のキーバインドでは最も汎用性が高いキー設定の一つで一つ覚えたらみんな同じのが使える。OSまたぐっていう意味ではWindowsよりもユニバーサルかもしれない。キーバインドとかの学習コストは相当低い部類だと思う。そもそもlisp自体がただのマクロじゃなくて言語なので覚えて無駄になるわけでもないしlispが消え去る事もまず考えられない。javascriptも似たようなところはあるけど、仕様や使われ方が結構変わる過渡期の言語だから、今覚えたことがほぼ使えない環境になる可能性ってのは結構あると思う。