ゲーム性と視点の位置

 CoHは実際には上からの画面なんだけどSSとかを見るとアップで撮ってある*1。これを見たら色々思う所があった。例えばアクションゲームでも横から見た横スクロールとFPSでは全然違うゲーム性がある。視覚に周られるとか見えない部分があることの制限が逆にゲームを面白くしたりリアルにしたりすることがある。クォータビューで見れば全部見えてて操作しやすいかもしれないけど、そこをFPSにするとかTPSにすることによって生まれるゲーム性みたいなのがある。で、CoHだ。CoHは実際には結構な範囲が見えてしまう。しかし、もっと見えにくいけれどもFPSほどではないような臨場感ある低高度の(それこそCoHのSSにあるような)視点でRTSとかそういうのやったら新感覚なんじゃないだろうかと思ったりした。まあ、King Arther とかいうゲームを少しやってこの低高度斜め視点はRTSとは別の操作感覚として少し違うジャンルだなと思ったりして書いている。ただしKing Artherはまだ結構引いた視点も使えるので、本当にもっと低高度にして、アクション性溢れる戦略ゲーみたいなのも楽しいのではないだろうかと思った。
 これはクリックばかりするゲームへのちょっとしたアンチテーゼなんじゃないかと言う気もしている。どうしてかというと、クリックゲーがクリックするのは全部範囲が見え過ぎてしまっているガゆえ全ての操作をクリックで出来てしまう部分にあるのではないかという事。FPSだって結局クリックはするんだけど、感覚としてはクリックより画面を動かして視界を動かすという所に重点が置かれている感じがする。そしてFPSはクリックゲーとは余り言われない。