FirefoxHack3とか

 さっきFirefoxHack3とか言う本を買ったんだけど。これは自分のような人が買うべきじゃなかったような気がしてならない。よく読まずに買ったのがよくなかった。読まれると想定している人間と、読み側の差があると結構つらい。そういう感じの意味で、この日記見てるような人はこの本の読者ではないと思う。
 もう少し何が想定と違うかとか具体的に書くと、まず、この本あんまりHackしてない。むしろFirefox3の新しい機能を当たり障りなく紹介してる感じ。だから、こういう人は買ってはいけない

  1. Firefoxって何だろうと思ってる人
  2. Firefoxは日常的に使ってるけど、拡張とかも作ってみたい。
  3. グリモンとか、沢山ある拡張のスクリプトの書き方とか知りたい。
  4. Firefoxには十分に詳しいけど、オライリーの本でもっとマニアックな知識を得たい人

こういう人は買うべきじゃないと思う。つまり殆どのこの本を買いそうな層はこの本の対照ではない。そういう意味では購入者と想定している人は凄く狭くて

Firefoxが何かをしっているし、Firefox2を日常的に使っているけど、3は使ったことがない人で、拡張機能とかに関して殆ど無頓着で、あまりFirefoxには詳しくない。Geekな話も抵抗なく、ちょっと触りを見ただけで分かる程度にはPCの知識がある人。

とかいう感じの凄く狭い人向けに、その辺で売ってるちょっとマニアックなPC雑誌に書いてあるようなことが高級感を持たせた表紙とゆったりとしたページ数で書いてある。

 このへんのサイト見るとPDFで中身少し見れたりするからその辺見たりして確認した方が良い。

* 1 章 Firefox 3 の基本
* 2 章 新世代の拡張機能
* 3 章 Firefox 3 向けの拡張機能開発テクニック
* 4 章 アプリケーションプラットフォーム
* 5 章 FirefoxとWebを支える技術

こんな感じの構成なんだけど、HDN的に書くとこんな感じ

* 1 章 できる!Firefox
* 2 章 Firefox 3 拡張特集(ネトラン編)
* 3 章 Firefox 3 新機能(アルファバージョン)を使ったFX3開発
* 4 章 5分できるブラウザの作り方
* 5 章 FirefoxとWebを支えるアレゲな技術


 
 404でこの本が紹介されてたのを思い出したけど404の書評ってのは、アレはよくよく読むと404マジックみたいなものだと思う。確かに間違ってもないけど、否定的な面は全部けして買いたくなるように書いてるというか。そんな感じ。これ貼ってもこれだけ色々限定されるとか書いては意味ないかもしれないがw まあ、気分。
 この日記見てる人なら4章とか3章とかは気になる人もいるかもしれない。この3,4章はまとめサイトよりは役に立つんだけど、実は3章書いてる人が「Firefoxを究める256のテクニック」というのを書いてるらしいのでそっちの方が役に立つのかもしれない。という罠。見比べてから自分の目的に合ってる方を買うといいかもしれない。まあ、失敗してもoreilly表紙は本棚に映えるからオブジェとして陳列するという手もあるよ。